一級建築士試験マンガをきっかけに試験対策についてもっと深堀りした情報をお伝えしようという本企画。
今回も一級建築士試験の独学系学習支援サービス「製図試験.com」の運営者である山口達也さんに僕のマンガを深堀りしてもらいます!
本日のPick Upマンガ

あなたは既に本番を体験している

受験生の多くは試験終了後に「あれはこうだった!」「もっとここを勉強しておけば」などと多くの後悔をします。 ですが追試組の皆さんに限って言えば、もう10月13日で一旦試験が終わっているのです。そしてその問題を解いた方は「こんなところ勉強してなかった!」などと先ほど挙げたような後悔をリアルに体現しているはずです。
本来試験後に感じる後悔を先にできたという点において大きな得をしています。まさに過去へ戻って試験を覗いてきたタイムトラベラー、それが12月8日追試組の状態なのです。


追試とはいえ同じ試験だと理解する

追試であっても全く違う試験になるわけではありません。タイムトラベラーとなって既に試験を体験し、勉強を重ねた皆さんが変化しているだけです。
例年の試験数日前といえば、ゆっくりとパニックに陥ったり「もうダメだ」と諦めたりする方も多い時期です。2か月前であればもしかしたら合格には届かなかったかもしれません。だとしても今皆さんは漫画「北斗の拳」の名台詞「お前はもう死んでいる」のその先にいるのです。
この不思議な体験を通して失うモノは何もないはずです。今回の追試は、緊張することなく、焦ることなく、あなたが持っている全てをガツンとぶつけられるはずです。

10月時点で実力十分だった人は基本を抑えケアレスミスに気をつけよう

10月13日版を受験していたなら合格できたのに!と思っているあなた。その試験は過去のもので、二度とあの問題では受験できません。なので2度合格すると心を決めましょう。
製図試験comで合格した方の多くは何度でも製図試験問題を解くことができます。なぜならばコツをつかんでいるからです。ですから10月13日版でも合格できていたなら12月8日版でも当然合格できます。
ただしこの試験は、基本が問われ、そしてかつイージーミス、ケアレスミスで不合格になるとことが、本質部分に存在します。力があるから合格するのではなくミスをしないから合格する試験だということをよもや忘れないでください。


気持ちを新たにあなたの全てを出し切ってきてください

