
ヒヅメの作図時間短縮方法を教えます
合格年、僕はクラスの中で最も作図の早い生徒でした。その理由は、下書きや無駄な手順をとことん無くしたことが挙げられると思います。僕はかなりゆっくりとしたペースで描くタイプでしたが、それでも平均2時間ちょいで描き終えることができました。そんな僕が当時意識していたことを記載しておきます。
完成図面はパーツの集合体
一級建築士試験に出てくる完成図面は、柱、壁、階段、建具、設備、什器などのパーツを組み合わせた集合体です。まずは小さいパーツである階段や什器、最終的には図面そのものを1つのパーツとして、下書きが無くても描けるくらい練習すれば手が勝手に作図してくれます。
製図板無し、どこでも練習する
パーツの練習は方眼紙さえあれば、いつでもどこでも出来ます。電車の中、休み時間、人を待っている間、くだらない会議中などなど。試験と同じ5mm角方眼紙のノートを買って、いつでもどこでも練習しましょう。
早く描くより無駄を省く
多くの人が勘違いしているのですが、作図は手を早く動かして描く必要なんてありません。無駄な工程や動きを省けば勝手に作図時間は短くなります。では、どんな時間が無駄だったのか、僕の場合を紹介します。
下書き
大梁、小梁、外壁、内壁、スラブ厚、階段等、パーツ全て
悩む時間、手が止まる時間
道具類を取り換える時間
エスキスと図面を見合わせている時間
後戻り作業(消しゴム)
まとめ
以上、いろいろ偉そうに書きましたが、無駄な作業はその人の作図方法によってさまざまです。皆さん自身で無駄な時間を見つけ、削減してみてください。
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