職種や業種一級建築士設計製図試験ってどんな人が受けているの?




一級建築士設計製図試験を受けている人の職種や業種

一級建築士設計製図試験で資格学校の講座を受けていると、1班10~20人くらいの班に分けられます。そしてそこでいろんな職種や業種の人と出会うことが出来ます。普段仕事では出会わないような人とも出会えて、一級建築士設計製図試験の楽しさの1つです。僕が出会った職種の人たちを紹介していきますね。

組織系設計事務所所員

いわゆる大手の設計事務所で働く建築士の皆さんです。仕事と試験内容が一致している場合が多いので、学科、設計製図試験ともに強い印象があります。僕は建築系ではないので、この「組織系」という言葉が分かりませんでした。

アトリエ系設計事務所所員

いわゆる個人建築家の名前を関した設計事務所で働く建築士の皆さんです。建築業界外の人からしたら、一番建築家のイメージに近いのがこの人たちですね。この人達も仕事内容が試験と一致しているので強いのですが、仕事量が多く休みも取りにくいので、実力はあるのに受からない人がいるイメージがあります。

ゼネコンの設計者や施工管理者、工事会社

ゼネコンでは設計者の他、施工管理者がいます。設計者は一級建築士じゃなきゃ人間扱いされないから、施工管理の人は知見をより広げたいから、ということで受けた人が多かったです。この人達は忙しさを乗り切るパワーにあふれているので、やっぱり試験には強かったですね。

役所の建築課課員

お役所で街づくりをしている人、建築確認をする人など、仕事の幅が広いのが特徴。建築確認を担当している人は、よく設計事務所の人達に頭を下げられて苦笑いしてました。

ハウスメーカーや内装系の人

設計事務所やゼネコンに比べて、女の子が多いイメージ。設計事務所やゼネコンに比べてハンデがあると思っているので、真面目に勉強して最後はしっかり受かってる人がいるイメージ。

ディベロッパー

どうにかやりくりして受験資格を得てきた人達。高学歴の人が多いので、学科は強いイメージ。技術寄りの人では無いので、普段触れられない価値観に触れられて個人的には面白かった。

契約社員、フリーター、主婦

学習時間を取るため、一時的に働き方を変えている人達。凄い覚悟をしているだけあって、勉強量が凄い。

妊婦

講座が進むにつれてだんだんお腹が大きくなってた。合格の数か月後に出産したらしい。すげえ。

プラントエンジニアリング企業

発電所とか工場とか作ってる。僕。受験期間中一人も同業種の人いなかった。そんなに珍しかなあ。

せっかくの機会なので、いろんな人と出会おう

他人から見たら同じ「建築関係」でも、自分達の業種や職種外の人達と出会う機会って普段はなかなかありませんよね。「遊びに来ているわけじゃない」という気持ちも分かりますが、ぜっかくの機会なのでいろんな人と出会って、人付き合いや知見を広げてみてはどうでしょう。

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