どうも漫画家のヒヅメです!4月15日に放送された「フリースタイルンダンジョン」で全くの素人でもラップが分かる「MCバトル塾」が開催されていました!
本当に素人の僕でもできるのか、放送内容をまとめつつ実際に試してみました!
ラップの基本と歌い方を理解する
1.韻を踏んでみる
韻とは「母音を合わせること」を意味し、韻を踏むとは「韻を使って言葉を配列する」ことを意味します。
実際に簡単な韻の踏み方から始めてみましょう!
まずは「韻(in)」で韻を踏んでみます。

「韻(in)」の韻…「い」の段+「ん」

- きん(in)…「金」「菌」「筋」
- しん(in)…「新」「芯」「真」
- ちん(in)…「珍」「賃」「朕」
次に「鳥(oi)」で韻を踏んでみます。


- おり(oi)…「織」「檻」「折り」「織り」
- そり(oi)…「ソリ」「反り」「剃り」
- しょり(oi)…「処理」
次に「鳥(oi)」の2文字目も変えて韻を踏んでみます。

- こい(oi)…恋、鯉、恋い
- とち(oi)…土地
答:OK。また、響きが近い韻やタイミングを調整することで聞こえやすい韻になる。
鳥(tori)なら鳥居(torii)でもOK。
恋い(koi)→問い(toi)→土地(tochi)と踏めば音も近くできる。
2.韻を踏んだ自己紹介文を作ってみる
ここまでで韻を考えることは出来てきたので、次のステップでは韻と韻の間の接続を考えていきます。まずは文章でいいので作ってみます。
漫画がオレのいしづえ(iue)。
読者を楽しませてオレの世界へみちづれ(iue)。
しずえ(iue)じゃあねえ、オレはブタのヒヅメ(iue)。
素人の韻踏みで心苦しいですが頑張って作ってみました!さあいよいよこれをビートにのせラップにしていきます!
3.自己紹介をビートに載せてみる
by Tune Seeker – Beats
まずはインターネットでフリー音源を探します。「フリートラック」「Free Beat」などで検索すると出てきやすかったです。
この曲の1小節を4拍(ビート)で捉えると下の図のようになっています。

しかしよくよく聴いてみると

3拍目と4拍目の真ん中にドラムの音が鳴って印象的ですので、このビート(拍)をどう使うかでラップの印象も変わっていきます。
さて、このビートにさっき作った自己紹介ラップを4小節分乗せてみると

こんな感じになりました!3拍目から4拍目にかけて音が印象的でしたので、全て4拍目で韻を踏んでみました。ちなみに同じ拍数目で韻を踏み続けるのがど真ん中で正統とのこと。
バトルの長さを体感する
by Tune Seeker – Beats
先ほどの曲でいうと0:21から0:42までで8小節あります。例えば「8小節2ターン」で言えば8小節を1ターンとし、交互に1ターンずつやることを意味します。
実際にやってみると分かりますがめちゃくちゃ長いです!よくバトルMCたちはこんな長さを即興でやりあっていますよね!
あとは実際にやるだけ
番組では以上のことを学んだ後、芸能人たちが実際にラップバトルをしていました!ということで、あとはやるだけです!
以上、番組の内容をまとめてみました!さっそく僕もスマホでトラックを流しながら練習してみます!

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