一級建築士学科試験直前の復習には弱点メモ

学科試験開始直前の復習方法2つ

学科試験でⅠⅡ、Ⅲ、ⅣⅤが始まる前のわずかな時間でも復習したいと考えた時に考えられる方法は、教材を持ち運ぶか、自分でカンペを作るかの2つになると思います。

教材を持ち運ぶのはおススメしません

ちなみに僕は初年度で、テキストと過去問を持って行ってしまいましが、重い見るべきページ数多いからどこを復習していいのかが分からないということで全然良くなかったです。

自分でカンペ(弱点メモ)を作るのは役立ちました

二年目は自分でカンペを作る方法にしました。作るといっても、普段の講義を受けている頃から自分がよく間違えたり理解しにくかったりした部分を復習用にノートへまとめていたので、カンペ用にわざわざ作ったわけではありません。そのため、手間もかかっていないし、小型だし、5科目が1冊で済むし、自分が間違ってきた部分しか記載されていないしで、僕にとっては凄く役立ちました。

ヒヅメのカンペ(弱点メモ)画像とカンペのコツ

僕は暗記する際、文章として覚えるのではなく、ページをそのままスキャンするような記憶方法でした。なので弱点メモも絵的に覚えられるようにまとめてました。以下参考程度に実際の弱点メモを載せておきます。
※注意
記載内容は間違っている可能性があります。あくまでイメージの参考までにどうぞ。画像はカメラで撮ったものです。見づらいかもしれないので近いうちにスキャン画像にアップし直す予定です。

イラストや写真を自分で描いてみる


テキストに載っている写真やイラストや表も、自分で描いてみると記憶に定着しやすかったです。また、自分で手を動かすことで、見ているだけでは気が付かなかった部分に気が付くこともあります。

法規類は自分で関係図を描いてみる


法規類は1つ1つの法律を暗記していると大変です。法律同士の関係図を描いてみると関連性が分かってすっきり覚えやすくなります。

文章をイラスト化してみる


テキストの文章をイラストにして自分で描いてみるのも効果的です。テキストも全部が分かりやすいイラストになっているわけではないので、読んでも分かりづらいなと思ったら、テキストの文章をイラストにしてみるといいですよ。

飛び飛びの情報をまとめてみる


施工や計画のテキストは材料種類や施設別に項目が作られていることが多いです。施工のコンクリートを例にしてみると、空気量、養生期間、スランプ高さ等の共通項目が、コンクリート種類別に飛び飛びに記載されていて、ページ間の移動が大変です。飛び飛びの情報から必要なものをまとめ、見開きページに集めることで理解も復習もすっきり出来ますよ。


高さ110cmのものをまとめてみたり、何平米あたり何個の施設が必要という項目をまとめてみたりした例。

色も効果的に使ってみる


色を効果的に使うことで記憶定着に役立てると思います。僕の場合、赤は利点やプラス、青は難点やマイナスとして使うことが一番多かったです。

自分が気付いた点を書き込んでみる


自分が勉強していて気が付いた点は自分だけの利益です、ぜひ書き込んでいきましょう。上の画像の場合、工事現場のおじさんが吹き出しで言っている内容が気付き事項ですね。

数値は具体的なものに置き換えてみる


特に計画の数値は人体の寸法に置き換えて覚えると、引掛け問題に引っかからなくなりますよ。テキストを読むだけじゃなく、自分で自分の身体を測って数値を覚えてしまえば、それは完全合法な自分だけのカンニングペーパーになります。

まとめ

テキストは、多くの情報を、なるべく多くの人に伝えるための手段なのに対し、弱点メモは必要な情報を、自分のためだけに伝えるための手段だと言えます。僕の場合はとても役に立ったので、いいねと思った人は試してみて下さい。

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